top of page

CT検査で病巣の​早期発見

​患者様の健康と笑顔をお守りしていきます

CT検査可能 (3).png

​マルチスライスCTスキャナ

安全性の高い低線量の撮影でノイズが少ない画像を得られる最新のマルチスライスCTスキャナを導入しています。機能性が高い高速コンピューターの搭載により、画像生成時間が大幅に短縮されているため、待ち時間も短縮されています。

CT(Computed Tomography)は、体を輪切りにした断面図画像を得るための検査機器で、日本語表記にすると『コンピューター断層診断装置』です。
装置を360度回転させて人体にX線を当てて断面図を撮影します。これによって、通常のレントゲン検査や超音波検査では発見しにくい位置にある体内の病巣の有無を効果的に調べることができます。特に胸部(心臓や大動脈、気管支や肺など)、腹部(肝臓や腎臓など)を精密に調べる検査には不可欠です。

平野区CT検査クリニック

メリット1 より精密な検査

従来の機器に比べてさらに立体的な画像を抽出できるよう、スライス幅がとても薄い検出器を用いており、検出能力が飛躍的に向上しています。これによって診断情報が大幅に増え、微細な病変の発見にも役立っています。

メリット2 被ばく量が大幅に低減

撮影の際には、各部位に必要とされる最小限のX線量が自動的に設定されます。これにより、従来の検査機器を用いた検査に比べて被ばく量を大幅に低減できます。

メリット3 検査時間が短縮

精度が向上した検査が可能ですが、撮影時間は従来の機器に比べて大幅に短縮されています。そのため、より精度の高い検査でありながら、撮影時間がこれまでに比べ大幅に短縮されております。そのため、患者様のさまざまなご負担を軽減することにつながっています。

CT検査で発見できる病気(頭部領域)

頭部外傷
階段から落ちた、何らかの事故で頭をぶつけた、頭をぶつけたあとに頭痛がひどい、吐き気がある、などの場合に検査を行います。外傷による硬膜外血腫、くも膜下出血などを診断します。

くも膜下出血
くも膜下出血とは、脳を外側から保護している3層の脳膜の中で「くも膜」と「軟膜」の間から出血することで起こる病気です。今まで経験したことのないような突然の激痛です。CTでの迅速な診断が必要です。

脳梗塞・脳出血

脳の血管が詰まったり・出血したりすることによってろれつが回らない、手足の力が抜ける、めまいが起きるなどの症状を引き起こします。心臓の不整脈が原因のケースもあります。いずれも早期の診断と専門医療機関での治療が必要です。

脳腫瘍

硬膜下血腫

副鼻腔炎

蓄膿症(ちくのうしょう)と呼ばれる病気で、頑固な鼻づまり、鼻水、頭痛、発熱が主な症状です。目の周りの痛みも見られることがあります。CTでは炎症による液体の溜まりやそれに対する治療効果、ポリープの有無などがわかります。

慢性中耳炎

音が聞こえにくい・聞こえないなどの難聴が主な症状です。進行すると顔面神経麻痺を来たすこともあります。
CTで鼓膜や耳小骨の状態などが調べられます。

CT検査で発見できる病気(胸部領域)

肺炎
微熱・熱がずっと続くなどの長引く風邪症状、胸部レントゲンでも異常が見られないのに咳、痰が多い時に疑われます。
CTでは肺炎の分布、程度が詳細に判断できるため、非常に有効な検査となります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

少し歩くとすぐに息切れがする、慢性的な咳や痰、などが主な症状の呼吸困難に陥る病気です。喘息と間違えられやすい症状ですが、喫煙歴がある方に多く見られております。適切な処置を行います。

肺がん

早期の段階では全く無症状です。進行すると血痰や胸痛、他に肺炎のような症状が出ることがあります。日本のがん患者さんのなかで、肺がんは死亡者数が男性1位、女性2位と非常に多くみられる病気です。CTで早期発見に努めます。

大動脈瘤

大動脈解離

全身に血液を巡らせる血管(大動脈)が拡大してこぶのように膨らんだ状態をいいます。多くの場合は無症状です。胸部レントゲンで大動脈の大きさの異常を指摘されて、精密検査で見つかる場合があります。放置すると徐々に増大し破裂すると命に関わることがあります。

大動脈解離とは大動脈を覆う3層の壁が、なんらかの原因により別々にはがれてしまう状態をいいます。
その原因は様々ですが、遺伝的要因や動脈硬化によるものだと言われております。”バットで殴られたような”と表現される急激な背中、胸の痛みが特徴です。脳梗塞のような症状で発症することもあります。この病気も急激に破裂することがあるため、早期に診断し、専門病院での治療が必要です。

CT検査で発見できる病気(腹部領域)

慢性肝炎、肝硬変 肝炎ウィルス感染

アルコールなどが原因になります。症状は無症状〜倦怠感のみの場合から、進行するとむくみや黄疸が出現します。肝臓がんや食道静脈瘤などを合併することがありますが、これらもCTで診断できます。

膵炎、膵腫瘍(すいえん、すいしゅよう)

膵臓とは胃の後ろに隠れて位置しており、食べ物の消化を助け、血糖値の上昇を防ぐホルモンを分泌する役割を担う非常に重要な臓器です。その膵臓が炎症を起こす、あるいは腫瘍ができることによって背中の痛みなどの症状を引き起こすことがよく知られています。その他に膵臓由来の消化酵素やホルモンによる分泌異常による長引く下痢、糖尿病の悪化、などの症状が見られることがあります。

尿管結石

激しい背中の痛みが主な症状です。一旦治まり、再度痛み出す、間欠的な症状も特徴です。血尿が出ることもあります。CTでは結石の位置、尿の停滞の程度、残った結石の有無がわかります。

腹部大動脈瘤

胸部と同様に無症状のことがほとんどです。高血圧、動脈硬化が原因と考えられています。放置すると破裂する危険があり、CTでの診断、経過観察が必要になります。

CT検査で発見できる病気(その他)

骨折

レントゲン検査ではわかりにくい骨折、肋骨や手首、膝などの骨折の検出にCT検査は優れています。

内臓脂肪計測

保険診療ではありませんが、おへその高さの輪切りで内臓脂肪の面積が計測できます。
メタボリック症状群の補助診断として有用です。

検査が受けられないケース

◎一部の心臓ペースメーカーや埋め込み型除細動器を使っているケース

◎妊娠あるいは妊娠の可能性があるケース

CTは骨の詳細な内部構造や立体的な位置関係を確認することが得意です。

CT検査可能 (2).png

検査目的・内容に関する質問や検査に対して不安に感じることがあれば、医師またはスタッフにお尋ねください。

フェリス総合内科クリニックCT.png
bottom of page